>>0. Heroさん [
folo:fchem/285/topic/39]
確かに、また「医学生理学賞があるだろうに」と思われるかもしれませんが、これはリボソームの構造を解析した、というより、リボソームを結晶化した、という仕事なんですね。
ヨナット博士がリボソームの結晶化に成功した時には、それこそ大騒ぎになったのを覚えています。なんでも、ヨナット博士は20年以上にも渡ってひたすたリボソームの結晶化(だけ?)に取り組んでいて、泣いた学生は数知れず、競争している研究室が他に1つあるけれどもそれ以外は成功するとは信じておらず、偏屈と言われ続けたけれども、執念でついに成功させた、というような話だと思いました。リボソームのような一つの細胞器官を結晶化させたというのは、ウイルスの結晶化以上の大事件なわけで、研究対象は生物ですが、化学賞の対象だと思います。
ただ、受賞するなら、ヨナット博士単独だと思いますけれどもね。もちろん、結晶構造を解く方も大変だったでしょうけれども、結晶化させるという大事業に比べたらねえ。
競争していた研究室はどこかわかりませんが、さぞかしくやしかったことでしょう。
公孫硫